金型職人とも言える3dプリンターについて

   

1台の自動車に使われている部品点数は10万点を超えると言われています。自動車の部品には金属や樹脂、ゴムなど様々な材料が利用が行われており、成型機とプレス機、そして型を使って製造が行われています。型は金属の塊をコンピューター制御の設備機器を利用して削って作り出されると言われていますが、細かな部分は人が手直しをしなければならないケースもあります。
また、従来は手作業ですべてが行われており、図面も手書きのものを見ながら型を作り上げていました。これは職人による技になるものですが、最近では部品の設計を3次元CADを使い、部品だけなく、金属材料を用いる事が出来る3dプリンターの登場により、金型についても製造が出来るなど、コストおよび時間を大幅に削減する事が出来るようになりました。

3次元データを出力する事が出来るプリンターです

成型になくてはならないのが金型です。樹脂やゴムなどの材料を流し込み、蓋を閉じてプレス機の圧力で形を作る、金属などの場合は型の上に材料を載せる、プレス機で形作るなど部品製造にはなくてはならないものです。
最近では、3次元データを出力出来る便利なプリンターが登場しています。これは3dプリンターと呼ぶもので、職人さんが手作業で部品を作る、金属の塊を削って型を作るなどをデータ出力するだけで同じようにモノづくりが出来るようになったのです。手作業でのモノづくりでは型を作り上げるのに数か月間もの歳月が必要です。しかし、プリンターで出力をすれば、部品の大きさや形状、材料の種類などにもよりますが数時間で型を作り出してしまう。生産コストの削減および時間の節約が可能になるわけです。

今の時代は3次元CADでのモノづくりが一般的です

部品設計を行う時、従来では計算をしながら図面を書いていました。図面を書く時にはドラフターと呼ぶ製図道具を用いていたわけですが、1つの部品を設計するための時間は膨大なものだったのです。時代が変わると3次元CADでの設計に代わり、大幅な開発時間の削減が出来るようになりました。しかし、樹脂やゴムなど形を作り上げるための金型製作は、以前と変わらず工数が多く掛かる作業で、職人さんの技術により作り出されていたのです。
3dプリンターは一般的なプリンターのようにパソコンで出力を指示すれば良いのですが、3次元CADデータを取り扱う点、出力されるものは立体的な形をしているなどの違いがあります。立体出力が出来る事や色々な材料を利用可能なプリンターが登場しており、部品だけでなく型も出力が出来ると言われています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ピックアップ記事

金型職人とも言える3dプリンターについて

1台の自動車に使われている部品点数は10万点を超えると言われています。自動車の部品には金属や樹脂、ゴムなど様々な材料が利用が行われており、成型機とプレス機、そして型を使って製造が行われています。型は金...

3dプリンターを導入して自社で金型や試作品を製作する

3dプリンターはどんどん進化していて近頃では金型を製作できる様な性能の機種も登場してきています。立体的な試作品を自分の会社で作成できるようになると様々な種類の形状を作り上げることが可能になったり、経費...

3dプリンターにおける金型不要の魅力とは何か

物作りにおいて、3dプリンターは革命を起こす風雲児となっています。最大の特徴はやはり、使いたい素材のみで成形が容易に行えることです。プラスチックでも金属でも従来は形の元となる型が必要でした。しかし型の...